THE STORY OF OUR SHOP

A small town. A little shop. Endless stories.

15 Clubhouse Hill — a small town where people gather around a familiar old clubhouse…

とあるヨーロッパの小さな田舎町。
その中心には、古くから地域の人々に愛されてきたパブリック・ラグビー場があります。

週末になると、子どもからシニアまで、年齢も立場も関係なくこの場所に自然と集まってきます。
子どもたちは鬼ごっこのようにラグビーを楽しみ、大人たちは真剣に練習したり、子どもたちを穏やかに見守ったり。ここは、スポーツというより“コミュニティ”そのものです。

そのラグビー場の横に、かつてクラブハウスとして使われていた小さな建物があります。
今ではカフェを併設した、オリジナルのラグビーモチーフアクセサリーを扱う小さなお店に生まれ変わり、そこがこのオンラインショップ Cross Your Fingers の“本店”です。

年に数回ある地元チームの試合の日には、町の人々も観光客も試合を楽しみ、そしてふらりと Cross Your Fingers に立ち寄り、お土産を探していきます。

店内では、常連のご近所さんも、観光で訪れた人も、みんな分け隔てなくラグビーとこの町の話で盛り上がり、ゆったりとした時間が流れていきます。
今日もこの町では、扉を開けるたびに、ちょっとした冒険とお土産の喜びが待っています。

オンラインショップにいらっしゃった皆様も本店と同じく、どうぞごゆっくり店内をお楽しみください。


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お店を始めて10年がたった頃、
「Cross Your Fingers が商品以外に提供できるものは何だろう?」
「ショップオーナーとして、どんな姿勢でお客様と向き合っていたいのだろう?」
と考えていた時にたどり着いた、“バーチャル実店舗”というアイデアから生まれました。

小さなころ、住宅街の外れに、小さな雑貨屋さんがありました。
青いドアや格子のガラス窓が並ぶその店は、周りの家とは少し違い、どこか外国の香りがして、子どもの私には特別な場所に見えました。
一人で入るには勇気がいったけれど、その前を通るだけでなぜか嬉しくなったのを覚えています。

あのとき感じた、“どこか遠い国にある、小さくて特別なお店に出会ったときのワクワク”。
あの気持ちを、大人になった今、ラグビーを愛する誰かに届けたい。

このオンラインショップに訪れるすべての人が、
まるでその小さな町のラグビー場のそばにある店を訪れたような気持ちで、
お土産を手にとるように楽しんでいただけたら嬉しいです。

<ABOUT>

私がラグビーというスポーツに魅せられたのは、まだ社会人リーグのチーム名が企業名そのままだった頃でした。
足繁く秩父宮ラグビー場に通ったあの頃がちょっと懐かしい!
時は流れ、自身に息子が生まれ、年少からラグビースクールに入りました。
直接のきっかけは決してわたしのラグビー好きではなく、たまたまテレビで花園の決勝戦を観ていた息子が、彼にとって初めての”憧れ”を見つけた事でした。

それからは週末のラグビーが生活の中心になり、
わたしの秩父宮通いも、すっかりラグビー漬けとなった家族とともに復活!
いまのわたしにとって息子の応援や、家族と一緒に好きなチームの応援に行くのは本当に楽しいかけがえのない時間となっています。

そして、そんな中この湧き上がる気持ちを表現したいと感じるようになりました。
もちろん、試合会場に売られている応援グッズを持って大声で応援するのも楽しいのですが (実際、息子には毎回のように何か買わされます 笑)、
誰かを想い、心の奥で祈るように勝利と無事を願い身に付けられるものを。
Cross your fingersのブランド名にラグビーを連想させる言葉がないのは、そんなひっそりとした気持ちで、
大切な人にエールを送って欲しいという思いが込められています。

貴方の大切な人に、”Good Luck” の想いを込めて身に付けていただけたら嬉しいです。

Cross your fingers オーナー 岸 久里子

Profile 
学生時代は体育会ゴルフ部にてゴルフ漬けの日々を過ごす。
社会人ではアパレル、IT会社を経て、直近は某大手外資スポーツメーカーにて、ゴルフ部門に10年以上勤務。
その間、女性用の小物(バッグ、ポーチ、マーカー等々)の開発を担当した時期に培った商品開発の知識を基にCross your fingersを立ち上げ。
現在夫と14歳男児とともに3人暮らし。